「ねこ背」というと見た目が悪く、姿勢が悪いので自分も含めて治したい人も多いかと思いますが、治すのに大変参考になったのがこの1冊。
「ねこ背を治す教科書」はソーテック社様より献本いただきました。
「ねこ背を治す教科書」目次
- 第0章 美しい姿勢と「ねこ背」
- 第1章 なぜ「ねこ背」になるのか
- 第2章 「ねこ背」を治す3つの要素
- 第3章 「ねこ背」を自分で治す基本ストレッチ
- 第4章 「ねこ背」を治す生活習慣
- 第5章 「ねこ背」にならない予防ストレッチ
- 第6章 「ねこ背」を治せば身体の不調が消える
「ねこ背」になる原因は「筋力の低下」と「柔軟性の低下」
「ねこ背」になる原因はそういった普段の姿勢の悪さではなく、「筋力の低下」と「柔軟性の低下」が原因とのこと。
筋肉の柔軟性が低下すると、筋肉が固く縮まり「ねこ背」となるのだそうです。
特に固くなることでねこ背になりやすくなるのが肩甲骨周辺の「僧帽筋」、お尻の「大殿筋」、骨盤周辺の「腸腰筋」などで、デスクワークなど普段の生活で長時間動かないことなどが体を固くする要因となっています。
また「筋力の低下」も要因ですが、筋トレでムキムキに筋肉をつければいいということではなく、筋肉の働きである「力を入れる・抜く」がほどよく働く程度の筋力を持つことで美しい姿勢を保つことができます。
6つの基本ストレッチと8つの応用ストレッチ
ねこ背の原因が「筋力の低下」と「柔軟性の低下」ならそれを解消するためには「柔軟性がある強い筋肉」を手に入れる必要があります。
本書ではそんな柔軟性を高める6つの基本ストレッチが掲載されています。
使うのはイスぐらいで特別な器具も必要なく簡単にできるストレッチとなっています。
実際やってみると、確かに体が適度に伸ばされて気持ちいい!
そしてねこ背を一時的な改善ではなく将来的に予防していくために応用となる8つのストレッチが掲載されています。
こちらも特別な器具は必要なく、ねこ背の要因となる筋肉の柔軟性を高めてくれます。
ねこ背が治れば体調も良くなる!
ねこ背が治るということは体のバランスも良くなるわけで、ねこ背以外で筋肉が硬くなることで体が不調になる肩こりや腰痛、足のむくみなども改善することになります。
まだ1週間ちょっとほどで、大きな変化が出たわけではないですが、ストレッチすると気持ちいいし、引き続き続けていって改めてその結果をご報告できればと思います。