あの「マッハ!」のピンゲーオ監督による新作「チョコレート・ファイター」が5月23日に公開されるそうです。
先日「ハイキック・ガール」を紹介しましたが、こちらも戦う女の子が主人公。
▼ストーリー
日本ヤクザとナンバー8(ポンパット・ワチラバンジョン)率いる、現地最大マフィアとの抗争が激化する十数年前のタイ。
日本ヤクザの大物、マサシ(阿部寛)はナンバー8の女、ジン(”ソム”アマラー・シリポン)と運命的な恋に落ちる。
やがてジンを深く愛したマサシはナンバー8の目の前で彼女をさらっていくが、ジンはマサシの身を案じて帰国を勧める。
しかしその時既に、ジンはマサシの子供を宿していたのだった。
マサシの帰国後、ジンは一人で子供を出産。
生まれた女の子はマサシの母国・日本にちなみゼン(禅)と名付けられる。
マサシとジンの容姿を受け継ぎ美しく生まれたゼンだが自閉症を患い、脳の発達が遅かった。
だがジンは、マサシとの愛の結晶であるゼンに心からの愛情を注ぎ、二人は質素ながら幸せに暮らす。
やがて美しく成長したゼン(ジージャー)は、他の子供とは違う並外れた身体能力を持っていた。
アクションのビデオを見ただけで、その技を習得できるのである。ブルース・リーやトニー・ジャーなどのアクションスターの映画から次々と技を吸収し、幼なじみのムン(タポン・ポップワンディー)を相手にゼンはひそかに練習に励んでいた。
映像を見ただけで技を覚えるなんて、NARUTOの写輪眼みたいだ。
◆映画『チョコレート・ファイター』予告編
◆生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』
主演のジージャはテコンドー九段の使い手で、『七人のマッハ!!!!!!!』のオーディションの参加がきっかけでピンゲーオ監督に紹介されたそうで、そこで監督が4年間アクション女優としてトレーニングさせ、さらに制作に2年と完成にまで6年もかけたそうです。
「マッハ!」同様、CG・ワイヤー・スタントなどを使わない生身でのアクションに注目ですねー。