かつてシャープが開発していたパーソナルコンピュータ「X68000」を現代版としてリメイクした「X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT」がKibidangoにてクラウドファンディングを本日12月3日19時から開始します。
サイズは2分の1など当時の「X68000」をよりコンパクトにしつつ細部を再現
❏X68000 Z|「時を、超えた。」伝説のモンスターマシンを復活させたい!(By 株式会社瑞起) – クラウドファンディング | Kibidango【きびだんご】
今回のプロジェクトは株式会社瑞起が日本特有のホビーPC文化の継承と発展を目指す「Project Z」として立ち上げたもの。
第1弾となる「X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT」は「X68000」を元にした筐体と「β2版X68000エミュレータ」によって動かす現代版リメイクとしたプロジェクトとなっています。
筐体は当時の「X68000」のデザインを再現しつつサイズは2分の1以下、重量は10分の1以下とコンパクト。
各端子は現代のものに合わせていて、フロッピーディスク部分はSDカードスロットになっています。
キーボードやマウスも再現しつつ大きく進化!
X68000と同じキーレイアウトにCTRLキーを追加、裏側には切り替えスイッチがあり、Windowsのキーレイアウトに変更することも可能です。
マウスはサイドボタンは2つにしてスクロールホイールも搭載、そしてカバーを外すとトラックボールになるのもしっかり実現してくれています。
X68000エミュレータを搭載、ゲームも収録予定
X68000 Zは「β2版X68000エミュレータ」で当時のソフトを動かす仕組みとなっていて、さらに名作ゲームもバンドルされる計画ということで、何が収録されるかが注目ですね。
もしグラディウスとかイースが収録されたら凄いですね。
X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KITの仕様と価格
スペック|X68000 Z 本体
- チップ:ZUIKI Z7213
- メモリ:DDR3 512MByte
- ストレージ:NAND 512MByte
- 電源:USB Type-C 5V 3A(15W)
- 動作環境:
動作温度範囲:10℃〜35℃
保管温度範囲:-25℃〜45℃
相対温度:0%〜90%(結露なきこと) - サイズ:H151×W64×D114(mm)
- 重量:約600g
キーボード&マウス(グレー)
- キーボード:W466 H40 D197(mm)
- マウス:W73×H40×D118(mm)
- 重量:約1,450g
X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KITの価格
X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KITの価格は4万9500円(税込)。
クラウドファンディングサイト「Kibidango」での予約受付は2022年12月3日19時から2023年1月28日まで実施予定。
リターンの発送は2023年3月予定となっています。
最近では西和彦さんがMSX3の開発などもやってるし、WindowsとMacだけではなかったあの当時の国産PCの時代を思い出しますね。
個人的にはFM TOWNS(FM TOWNS Ⅱ CXで)でもこういったリメイクやってくれないかなーって切に思っています。