視力が大幅に向上すると言われているレーシック手術ですが、消費者庁がレーシック手術後に後遺症になる人が相次いでいるとして注意を呼びかけているそうです。
被害の内容で最も多かったのは、視力が矯正されすぎて遠視になったというもので、このほか、目に激しい痛みを感じたケースや、1時間に数回、目薬をさすようになったケースなどもあったということです。
こうしたことを受けて、消費者庁が先月、手術を受けた600人を対象に行ったアンケート調査でも、4割余りの人が、手術後に光がにじんだとか暗いところで物が見えにくくなったなどの不具合を訴えたということです。
矯正されすぎて、遠視になるなんてのもあるんですねえ。
僕の周りでも結構レーシックを受けた人達がいますが、幸いにもこういう後遺症のような症状になってる人はいないですね。
東京都内に住む40代の女性は3年前にレーシックの手術を受けましたが、直後から目に激しい痛みを感じ症状は今も続いています。
手術の合併症として知られる、涙の分泌が少ない「ドライアイ」が原因の1つと考えられていて、痛みを和らげるため多くの目薬を使っています。
また、別の合併症として光がにじんで見える「ハロー・グレア」という症状も出ているということで、夜の車の運転ができなくなりました。
女性は、「目の中にシャンプーが入ったような痛みが、ひどい時は一日中続いている。レーシックによって、そうした痛みや、めまい、吐き気、頭痛といった症状が出るということは全く知らなかった」と話しています。
一方、神奈川県の30代の男性は見えすぎることが問題になっています。
6年前に受けた手術のあと目の周りに強い痛みを感じるようになり、角膜を削りすぎた「過矯正」と診断されました。
レーシックが日本でも始まったぐらいの時に比べれば今のほうが成功率は高いんでしょうけど、金額的にも安くなってきてお手軽感が出た分、リスク部分が希薄になってる気がします。
僕もWEBディレクターという職業柄、長時間パソコンで目を酷使するので、視力が1.5から今では0.5ぐらいまで下がっちゃいましたが、レーシックに関しては失敗した時の症例も知ってたし、後遺症で一生苦しむならまだ視界がちょっとぼやけてるほうがいいかなと思ってるので、レーシックは今後もする気はないですなあ。
もちろんこういったケースは一部ではありますが、レーシック手術を考えている人はリスクがあることも忘れず、ちゃんとしたクリニックの選択など慎重に考えた上で受けたほうがいいですね。