今日が最終日のWinter NAMM 2009ですが、そこで発表、展示されたもので風士郎が気になったものを取り上げたいと思います。
ローランドのショルダーキーボード「AX-Synth」、V-Synth GTがVer 2.0に
◆NAMM Show 2009 発表新製品 :: 製品 :: ローランド
▼AX-Synth
まさかのショルダーキーボード復活。
今回のは音源内蔵で、音源の詳細は不明ですが、まあSonicCell相当かと思います。
▼V-Synth GT Ver 2.0
◆V-Synth GT Version 2.0 :: シンセサイザー :: ローランド
今回のバージョンアップでエフェクトが新たに追加、他にもWAVファイルのインポート機能など各種強化されました。
正直今回のNAMMでV-Synth GTのラック版を期待していたのですが、発表はなしでがっかり。
GT高いし、メインキーボードは持ってるのでラック版を出してもらいたいのですが、ローランドは今のところ考えてないのかなあ(>_<)
WaldorfのBlofeld Keyboad
◆Waldorf Music | Blofeld Keyboard
WaldorfのあのBlofeldのキーボード版。
シンプルながらもカッコイイ。さらにユーザーサンプルを取り込めるようになっています。
ちなみにWaldorfは「Q」や「Blofeld」などのハードシンセと同等のエンジンを搭載したソフトシンセ「Largo」も出すそうです。
USE Audio社の「Plugiator」
◆Use Audio Inc. – The Plugiator
コンパクトなシンセですが、特徴的なのが複数のシンセ音源が扱えること。
アナログやボコーダー、ウェーブテーブル・シンセの他、さらにオプションでFM音源なども追加できるそうです。
access VIRUS TI2シリーズ
パッと見は今までのTIシリーズとあまり違いが見られないように見える今回のaccessのVIRUS最新機種ですが、今回は内部DSP処理能力が25%UPし、さらに強力に。
そして新機能である「Character」機能はサウンドカラーを「Moog」などのビンテージシンセ風なクセを付ける機能だそうで、逆に古い感じの味付けになるみたい。
他にもNIがサンプラー「MACHINE」を発表したけど、個人的にサンプラーはあんまり興味ないのでパス。
むしろ出すならNIのKONTACTなどが動くハードシンセとか出してくれたらおもしろかったのになあ。
今回は期待していたKORGから新ハードとか特になくて残念でした。