CV03はクール&ハスキーなバイリンガルボーカル『巡音ルカ』

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ボーカロイド『巡音ルカ』

クリプトン | VOCALOID2特集 (巡音ルカページ)

ついにボーカロイドシリーズ第3弾となるCV03『巡音ルカ』が公開されました!

発売日は1月30日(金)を予定。価格は日本語、英語両ライブラリで3GB以上の大容量にも関わらず「初音ミク」「鏡音リン/レン」と統一して、オープンプライス( 税込市場予想価格¥15,750前後)となるようです。

▼プロフィール

  • 年齢:20歳
  • 得意ジャンル:ラテン・ジャズ~エスノ系ポップス/ハウス~エレクトロニカ系ダンス
  • 身長:162cm
  • 得意な曲のテンポ:65~145BPM
  • 体重:45kg
  • 得意な音域:D3~D5

[VOCALOID2情報]CV03詳細情報発表!

■CV03の名前について
CV03は、昨日発表させて頂きました”巡”をキーワードとするVOCALOIDで、『巡音ルカ』(めぐりね・るか)が正式な名称となります。
「(より広い世界で)音が巡り、歌が流れる、伝達する」といった意味性の連結で、ルカの「ル」は”流れ”を意味します。
「カ」は”歌”、”香り”など空気中を流れ伝わる現象を指し示します。

(言葉の壁をある程度越えて)空間を移動/反射する”巡る音”の意味と、「流れる歌、流れる香り」など、時間軸上で刻々と変化し、受け手が送り手との距離を意識しなければいけない伝達する現象を盛り込みました。

毎回こういったコンセプトをしっかり作っていて、作り手としての熱意が伝わってきます。

声は以前DTM MAGAZINEなどに情報が公開された時に、声質はクールでハスキーでアーツビジョンの声優ということで、真っ先に浅川悠さんが頭に浮かびましたが、予想通り、浅川悠さんでした。

巡音ルカ

今回はクール&ハスキーなバイリンガルボーカルということで、イメージもミクやリン達と比べてカワイイというよりクールで無口な感じのキャラデザインになってますね。

服装などのデザインは初音ミクがDX7、鏡音リン・レンがEOSでしたが、今回は『生楽器音を発音構造を含めてシミュレーションする「物理モデリング・シンセサイザー」』を元にしているということで、どうやら今回もヤマハのシンセで物理モデリング音源のシンセYAMAHA「VL1」・「VP1」がモデルになってるようです。

僕としては、シルエットが公開された時、クール系ということで、イメージ的に髪は銀(灰)色かなあと思っていたのですが、ピンクとはちょっと意外。ちなみに今回のシンセイメージはヤマハのMOTIFだと思ってたですが、まさか物理音源のVLシリーズが来るとは思ってませんでしたよ。

発売したら英語系の曲が出てくるとは思いますが、今回は日本語だけでなく、英語の要素もあるということで、声のデータが充実している分、英語だけでなく、例えばフランス語とか中国語とか英語以外の歌なんかも出てくるかも。

ちなみに今回の巡音ルカのアイテムはなぜか候補として「冷凍マグロ」が上がっているらしい、なぜに冷凍マグロ?(笑)

▼関連

補足:YAMAHA VL/VPシリーズ

ヤマハが開発した物理モデル音源のシンセサイザーで、生楽器の発音構造や共鳴構造等を再現して発音する仕組みとなっていて、現実には存在しないような架空の楽器の音を作ることができました。

VLとVPはそれぞれ再現する基本物理モデルの構成が異なっています。

YAMAHA VL1

YAMAHA VL1

YAMAHA VP1

YAMAHA VP1

VL1は浅倉大介がライブなどで、ショルダーキーボードの音源としてリードなどに使用しています。

VP1はかつては小室哲哉などプロアーティストが利用していて、価格も2,835,000円もするという、とんでもないシンセでした(^^;

VP1はデモ曲はここで聞けます。

Yamaha VP1 – Virtual Acoustic Synthesizer

VP1は一度でいいから、弾いてみたいなあ。