WordPressをはじめ様々なサービスで使われてるPHP。
RubyのRailsやPythonのDjangoのようにPHPでもいくつかのフレームワークがありますが、その中でも現在の主流がLaravelということで、「PHPフレームワークLaravel入門 第2版」を元に学んでみました。
今回は秀和システム様から献本いただきました。
「PHPフレームワークLaravel入門 第2版」目次
- Laravelを準備する
- ルーティングとコントローラ
- ビューとテンプレート
- リクエスト・レスポンスを補完する
- データベースの利用
- Eloquent ORM
- RESTfulサービス/セッション/ペジネーション/認証/テスト
入門書ということで、Laravelを動かすための各種インストールからはじまり、それぞれの機能の解説という流れになっています。
特有の機能などフレームワークの基礎から学べる
PHPの基本文法は学んでましたが、フレームワークは初めてで、「ルーティング」を始めとする今まで聞いたことない用語と機能が出てきますが、図解なども含めてわかりやすく解説してくれています。
他にもPHPではそのままHTMLと一緒に組みますが、LaravelではBladeというHTMLテンプレートエンジンを使ったりと、フレームワークを使ううえでの基本機能からDBの利用まで最低限の機能が解説されています。
入門とあるように、全体的にも初心者向けで、Laravelの基本的な各機能の解説に終始していて初心者のリファレンスとして使えます。
個人的にはLaravelの各基本機能を解説しながら、各機能を使って1つのWEBアプリを完成させるみたいな構成にして欲しかったかなと思いつつも、ユニットテストなども学ぶことができて有益でした。
趣味や個人開発にLaravelはオススメのフレームワークの1つ
プログラミングのフレームワークというとやはりRubyのRailsなどが挙げられれますが、RailsだとVPSやAWSなど色々インストールしたり、設定やらでハードルが上がりますが、LaravelのメリットはPHPであることで、普通のレンタルサーバーでも簡単インストール機能などで提供されているので面倒くさい環境構築部分などが省けるところでしょうか。
自分が今使ってるレンタルサーバーのMixhostなどでもLaravelはコントロールパネルから簡単にインストールできるし、趣味や個人開発などでもフレームワークを使ってWEBサービスなどを作りたい方は利用しやすいフレームワークといえるので、興味がある方は「PHPフレームワークLaravel入門 第2版」で学んでみてはどうでしょうか。
さらに続編となる「PHPフレームワーク Laravel実践開発」も出ていて本書を終えてさらに学びたい人はこちらもどうぞ!