Appleが今年の6月に開催するWWDCでおそらく発表する次期macOS「macOS 10.15」ですが、新たにiPadをサブディスプレイとして利用できる機能が搭載されるかもしれません。
コードネームは「Sidecar」、Apple Pencilにも対応!?
9to5Macによると、「macOS 10.15」開発に精通している人からの情報として、「Sidecar」というコードネームでiPadをサブディスプレイとして利用できる機能が開発されているとのこと。
「Sidecar」はMacのウインドウの最大化ボタン(緑色のやつ)にマウスをのせると開くメニューから利用できるそうで、最大化となるフルスクリーン化だけでなく、タイル表示や外部ディスプレイなどに表示させる選択が出るそうです。
その外部ディスプレイに表示される中にiPadがあれば、フルスクリーンでiPadに表示されます。
さらにApple Pencil対応のiPadならApple Pencilで操作することも可能で、ワコムの液晶ペンタブレットのように利用できるそうです。
筆圧に関しては言及されていないので、筆圧がそのままフィードバックされるのかは不明です。
もしこれが実現すると同様の機能をアプリで提供している「Duet Display」やAstro HQの「Luna Display」はちょっと厳しい状況になりそうですね。Appleが買収したりなんてこともあるかもしれませんが。
今年のWWDCも楽しみです。
■iPadをセカンドディスプレイにする Luna Display ルナディスプレイ (Mini DisplayPort)