機械学習やAIのライブラリが充実していることからここ数年一気に人気となったプログラミング言語が「Python」
構文もシンプルでわかりやすく、プログラミング初心者にもオススメの言語となっています。
そんな「Python」の入門本として初心者でもオススメできるのがこの1冊でした。
「いちばんやさしいPythonの教本」はインプレス様より献本いただきました。
「いちばんやさしいPythonの教本」の目次
Chapter1 Pythonを学ぶ準備をしよう
Chapter2 コマンドプロンプトに慣れよう
Chapter3 基礎を学びながらプログラムを作成しよう
Chapter4 繰り返しと条件分岐を学ぼう
Chapter5 辞書とファイルの扱いを学ぼう
Chapter6 会話botを作ろう
Chapter7 ライブラリを使いこなそう
Chapter8 サードパーティ製パッケージを使いこなそう
Chapter9 Webアプリケーションを作成しよう
Chapter10 さらに知識を身に付けるための学び方
入門本ということで、Pythonの設定から始まり、基本となる文法、そしてWEBを使った簡易的なアプリケーションの作り方とステップアップしていく構成となっています。
著者は株式会社ビープラウドのお二人
著者のお二人が所属している株式会社ビープラウドはまだPythonがそこまで注目される前からPythonメインで開発している会社。
オンラインPython学習サービス「PyQ(パイキュー)」なども運営しており、Pythonの普及活動も積極的に行っている会社です。
なのでPythonの開発で第1線で活動している人たちに本となっています。
初めての人でもわかりやすい構成とデザイン
タイトルにも「いちばんやさしい」と銘打っているだけあって、図柄も豊富で配色やデザインなども非常に見やすい構成となっています。
ワークショップ形式で文法の基礎から簡易的なWEBアプリが作れるようになる
この本では文法をサンプルプログラム作りながら進め、Botの基礎的な仕組みを学んだ後、各種ライブラリなどを使ったプログラムなど徐々にステップアップしていきながら学ぶことができます。
最後には各Chapterで学んだことを元にWEBフレームワークのBottleを使って、Botを使ったWEBアプリケーションが作れるようになります。
PythonのWEBフレームワークというと、DjangoやFlaskが有名ですが、BottleはシンプルなフレームワークなのでWEBアプリやフレームワークの仕組みを初心者が学ぶには最適なフレームワークなのかなと思います。
まったくのプログラミング初心者がPythonを学ぶには最適な1冊となっています。